■立漕屋Amazon店のベストセラーがバージョンアップ

NativeGripは、NativeGrip6 へバージョンアップしました。
Amazonレビューで類似製品と比較して圧倒的高評価をいただいていた絶妙な滑り止め効果はそのままに
テープタイプから貼りやすい六角形へシフトチェンジです。
実はほんの少しだけ薄くなってそのぶん柔らかくなり、よりフィット感が増しているとの噂もあります。
いまや市場には半透明滑り止めテープが沢山ありますが大事なのは濡れた状態での絶妙なグリップ感。
摩擦が強すぎてもダメ。弱すぎてもダメ。適度な厚みと柔らかさもあったほうが良い。
簡単に剥がれてしまっては意味がないけど、貼り直しが容易でないと永く使えない・・・
日々実際に使用されるフィールドから生まれてきた半透明デッキグリップ。


興味ある方、まずは「お試しセット」からどうぞ。

 

■パドルの組み直し方法

パドルの継ぎ目が緩んだり、シャフト内に浸水したり、長さを短くしたいときなどは組み直し(再接着)をおすすめします。

JTStickでは接着剤にホットグルーを採用しているため正しい手順を踏めば何度でも組み直しが可能です。

かつてほとんどのSUPパドルはエポキシ樹脂でガチガチに接着されており原則として組み直しはできませんでしたが、

最近ではホットグルーを採用するショップさんも増えたようですので他社製のパドルでも組み直しができるかもしれません。

以下に手順を紹介します。

 

 

 

=分解~下処理=

・テープ類はすべて取り外します。

・ヒートガンでシャフト側10㎝程度の範囲を熱しながらブレードまたはグリップを引き抜きます。(※10秒~30秒程度で緩みます)

・ヒートガンがない場合はドライヤーで代用できる場合もあります。

・継手やシャフト内部に残った接着剤はできる限り除去します。

・必要に応じてシャフトをカットします。(※再接着だけならこの工程は不要です)

 ・シャフトをカットした場合はシャフト内部に足付けします。

・シリコンオフやパーツクリーナー、アルコール綿などで継手とシャフト内側を脱脂します。

・シャフトとジョイントの隙間が緩い場合は予めシャフト内側にスペーサー(グラスファイバーテープ)を貼り付けます。

 

=接着=

 ・継ぎ手とシャフト内部とグルーを十分に熱して、一気に差し込みます。

・余分なグルーはすぐにヘラなどで取り除きます。(※ダンボールでヘラを自作すると便利です)

・素手で触れる温度まで冷却させます。

・継目の周囲を綺麗に拭き取り(脱脂)します。

・防水テープで継ぎ目の防水処理をします。

・防水テープの上からプラスチックテープを巻いて完成。

 


使用する道具

ヒートガン

ホットグルー

グラスファイバーテープ(※5㎝幅をおすすめします)

シリコン系自己融着防水テープ

カッター
ヤスリ各種

マスキングテープ

ヘラ各種

 

※取扱店さんおよびユーザーさんにはより詳細な情報をご提供しています。ご不明な点はお問合せください。

 

■初心者歓迎いたします

当店はビギナーや未経験者を歓迎します。

はじめてのボードやはじめてのパドルを当店でお買い上げいただいたユーザーさんでご希望される方には、

アフターサービスとして一緒に海に入りSUPデビューのお手伝いをさせていただいています。

アフターサービスですので無料です。

せっかくご購入いただいたボードに立って漕げなかったり、パドルを上手く使いこなせないのは本意ではないのです。
売りっ放しはしません。

楽しめるまで責任を持って対応させていただきます。

お買い求めの際に遠慮なくお申し出ください。

 

■パドルも浸水に気をつけたほうが良いというお話

ボード内部に水が入るとトラブルが起きるのと同じように、パドル内部にも水が入るとトラブルを引き起こす可能性があります。
シャフト内部のチャプチャプする音はどこかに隙間がある証拠です。目に見えないぐらい小さい隙間でも内外の気圧差によって水分を吸引し、次第にシャフト内に水が溜まっていきます。
速やかに原因を特定し場合によっては水分を全て抜き取ってから再接着する必要があります。

 

また、ブレードの周囲にあるABSエッジガードはボードに傷をつけない効果はあるのですがそれ自信は決して丈夫ではないので割れたり欠けたりすることがあります。
この隙間から水分が入り込むと最終的にはカーボン層が剥離してブレードは再起不能となります。
マメに目視チェックし、傷やカケけを発見したらエッジテープで保護するようにすると良いです。

■SUPボードの空気圧調整プラグについて

ベンチレーションプラグ(空気圧調整弁)
多くのSUPボードにはボード内部の空気圧を調整するプラグが取り付けられています。(最近のボードではプラグがないものも多いようです。)
このプラグの多くは樹脂製のボルト上部に水を通さず空気だけを通す膜(ゴアテックスなど)が取り付けられたものです。
働きとしては日光などに晒されてボードの温度が上がった際には膨張した空気を排出し、逆にボード内部の温度が下がった際には外部から空気を取り込み、ボード内部とボード外部の気圧差をなくすように働きます。

これによりクラックや各種プラグまわりからの浸水を防止し、結果的にボードを長く使い続けることに繋がります。


ベンチレーションプラグの破損
しかしこのパーツは特に海で使用する場合、

放ったらかしで永久に機能するわけではありません。
膜内外に塩分が固着して空気の出入りを阻害し、
最終的には写真のようにプラグのヘッド部分が飛び(破損し)ます。または通常使用時には問題がないボードのピンホールやクラックから内部の空気圧により海水が出入りしてしまうことも有り得ます。

ベンチレーションプラグのお手入れ

ベンチレーションプラグを長く機能させるためには

1.海上がりに真水でしっかり洗う。

2.塩分除去剤を使用して固着した塩分を溶かす。
3.長く使用しているものはプラグそのものを交換する。

などの対策が有効かと思います。

当店で取り扱っているボードに限らず、
他社製ボードも概ね同じと考えて良いと思います。

愛用のボードを長くお使いいただくためにも一度チェックしてみることをおすすめします。
よくわからない?という方は最寄りのショップさんへご相談ください。